鶴田手漉和紙『薩摩行灯』

江戸時代初期、薩摩藩家老、島津久通の奨励の下、作り始められた和紙。鶴田手漉和紙は明治25年創業で、鹿児島県伝統的工芸品に認定。現在4代目が伝統和紙を使い、さつま町の風土を伝える薩摩行燈を製造している。

一.紙質にこだわった薩摩行灯は、自家栽培の梶やトロロアオイを原料に、身近にある四季の草花で模様造形し、さつま町の季節を感じ、和紙を通した光に心安らぐ逸品である。

二.毎年近隣の小中学校等の児童生徒が自身の卒業証書を漉く、紙漉き体験を受け入れ、伝統工芸文化に触れてもらう活動にも力を入れている。

三.日本の手漉和紙は2014年にユネスコ無形文化遺産に登録された日本の伝統技術である。和紙の歴史は1400年ともいわれ、一千年の月日を経た和紙も存在する世界に誇る紙である。

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鶴田手漉和紙
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